Ripples of “NAGANO” through Jah - 3 WEEKS OF NAGANO in Copenhagen –
Jahから広がる『NAGANO』の波紋 - 3 WEEKS OF NAGANO in Copenhagen –
コペンハーゲンの人気飲食店が集まるエリアに佇むレストラン 「Jah Izakaya & Sake Bar 」にて、2024年3月4日から3週間、木村シェフ考案の長野県特産品を用いた期間限定スペシャルメニューが提供されました。
Jah Izakayaは木村シェフと、日本料理をこよなく愛する現地スタッフによってもてなされる日本の居酒屋をニューノルディックキュイジーヌ的に解釈した日本食店。隣の席との心地よい距離感や店員さんの細やかな気配りからも、言語やまとう空気感こそ違うものの、日本に居るような空間を演出します。
早い時間にも関わらず店内は地元デンマークのお客さんですぐに満席に。耳を傾けてみると「Omakaseコースを」という声が聞こえ、多くの方が長野スペシャルメニューに興味を示しているようでした。長野スペシャルメニューを目当てに来た人もいれば、店員さんの説明から興味を抱いてわくわくした様子で注文を入れている人も。
まずテーブルに登場したのは、長野県民のソウルフードである「おやき」とりんごのドレッシングを使用したヒラマサの焼き霜。デンマークでもよく使われるキノコや野菜がたっぷりと使用されたおやきはデンマークの人々にもすんなりと受け入れられ、今後定着していきそうな予感がします。
コペンハーゲンの新鮮なローカル食材と長野県の食文化の融合に感動が溢れる店内では、初めて見るおやきに興味津々のお客さま。お客様からの質問に対し、丁寧に説明を繰り返すJahのスタッフ。長野の食文化がゆっくりとコペンハーゲンへと広がっていく様子が伺えました。
コペンハーゲンの新鮮なローカル食材と長野県の食文化の融合に感動が溢れる店内では、初めて見るおやきに興味津々のお客さま。お客様からの質問に対し、丁寧に説明を繰り返すJahのスタッフ。長野の食文化がゆっくりとコペンハーゲンへと広がっていく様子が伺えました。
具だくさん味噌汁や山賊焼きに続いて提供された鮭の味噌漬けと野沢菜。今回使用された長野県産食材の一つである野沢菜はデンマーク人スタッフにとっても興味深い食材だったとのこと。「初めて見た時はほうれん草のようだと思ったけれど、実際に食べてみると全くの別物。口の中でうまみが広がる感覚がクセになる」とお店の方々の心までをも鷲づかみしました。
そしてもう一品、長野県を代表する郷土食の筆頭にもあげられる「信州そば」。
「この蕎麦はコペンハーゲンで手に入るの?」とのお客様からの質問に、「これは長野の蕎麦を使っているんだ。他とは全然違うでしょ?コペンハーゲンではなかなか食べられないよ。」と誇らしげに説明をしてくれる店員さん。彼らを通して伝わっていく長野の魅力。一度も訪れた事のない日本の長野という地について、食を起点に興味を持ち始め、いつかは自分も訪れてみたい。そんな気持ちを芽生えさせる一時が提供されたのではないでしょうか。
食後には手を合わせて「ごちそうさま」と口にするお客さんもちらほらと。
様々な日本食を居酒屋スタイルで提供しているJahのシェフ木村さんと日本が大好きな現地の店員さん達によってもてなされた今回のイベント。長野県の魅力が食を通じてコペンハーゲンへと広がっていく序章を垣間見た素敵な一晩となりました。
Jah Izakaya & Sake Bar
ADDRESS : Gasværksvej 21, Copenhagen, Denmark
TEL : (+45) 38 41 27 21
WEB : https://jahizakaya.dk/en
ADDRESS : Gasværksvej 21, Copenhagen, Denmark
TEL : (+45) 38 41 27 21
WEB : https://jahizakaya.dk/en